ソウルに戻ってきたムヒョク。そしてジヨン。
ウンチェはムヒョクの家の前で黙って座っている。
ジヨンはムヒョクをドイツに連れて行って手術しようとするがムヒョクはウンチェのもとへ。
ユンが何度電話してもウンチェはムヒョクの家から離れようとしない。
でもウンチェが帰ろうとするとムヒョクついて行くし。
「私明日も来るわ。あさってもしあさっても。おじさんの顔見飽きるまで。そう思えるまでしつこく来る。だから追い返そうなんて思わないでね。ユンに呼びつけられ、あなたに追い返され、あんたたちの意のままに振り回されたくない。抑えても抑えても抑えきれないことが。わかる?人間だもの感情があるわよ。知らなかったでしょ。私もあなたと同じ人間なのよ。
愛してます。愛してます。愛してる。愛してるわ。愛してるおじさん。愛してる。愛してるの。」
堰切ったように「愛してる」と繰り返すウンチェ。
ウンチェをおぶりながら「戻るべきではなかったのだ。捨てられたゴミはゴミために生きてゴミとして静かに消えるべきだった。」
ウンチェ父に「二度と現れません。もう二度と死ぬまでウンチェの前には姿を見せません。」
ムヒョクの家に現れるユン。
「自分のかけた罠にかかったな。」
「そのとおり」
「一緒に死のうか。そうしようよ。俺達が死んだら母さん見ものだろうな。俺と死のう。アニキの望んだ復讐より粋だと思うよ。“宝石のような息子とゴミのように捨てられた息子が。
やむを得ず捨てたムヒョクとムヒョクを忘れられず代わりに育てられたユンが一緒に死ぬよ。”俺はもらい子さ。養子なんだ。赤の他人の俺のために命すら投げ出せる人、それが母さんさ。事情があったはず。母さんみたいな人がわが子を捨てたならやむを得ぬ事情が。俺の居場所が奪われそうでアニキのこと黙ってた。俺ひねくれたよな。もう少し苦しめたかったけど恐ろしくてできないや。逆に俺が罰せられて先に死にそうだから。母さんに話すよ。アニキの全てを。手放しで歓迎してくれるさ。」
呆然とするムヒョク。だってまさかユンが本当の子ではないなんて。
そんな前フリ全然なかったじゃん!オイオイここに来て韓ドラのお約束ですか?!え?じゃあ心臓が適合するのもただの偶然だったわけ(笑)?
でもユンもかわいそうな子だよね。本当の母親じゃないっていつ知ったのか、もともと知ってたのかはわからないけど、急に実の息子が現れたらそりゃやっぱり自分の居場所がなくなりそうな気持ちもわかるわ。
病院で暴れて気を失ったユン母を抱きしめながら
「何で捨てたの?いったいどんな事情があって。他人の子さえ立派に育てた人がわが子を捨てたの?一人ならまだしも二人も。なぜ捨てたの?いったいどんな事情があって。ねえ。」
その様子を見ていたウンチェ父はムヒョクに父親のことを話し「私が捨てた」と告白。
「母親の人生まで台無しにして共倒れするよりはそうするほうがお母さんにも君たちにもベストだと信じてたんだ。双子を出産したのもお母さんは知らない。生まれてすぐ火葬して遺灰をまいたと言ってある。打ち明けようとしたが勇気がなかった。苦しむのは私一人でいい。オ・ドゥリは苦しめたくなかった。君の父親のせいでどんなにお母さんが傷ついたことか。その傷を二重にえぐりたくなかった。死んでもそんな目には遭わせたくなかった。絶対に。」
「俺の人生は?姉貴や俺の人生は一度も考えなかったのか?俺はあんたのせいで自分の母親を恨んで憎むのに残りの人生の全てを注いでた。」「すまない。」
「すまない?すまないだと?すまないだと?」
「一生かけて罪を償うよ。どんな罰でも甘んじてうける。」「そうだな。そうしてくれ。必ず罰を受けろよ。」
ムヒョクに「家まで送ってくれない?お願いできるかしら。」と頼むユン母。
「私のせいであなたの気分を害してたなら許してちょうだいね。許せないようなことがあったとしても可哀想な人だと思って大目に見てくれる?私、罰されてるのね。親の業が子に報うんだわ。私が罪深いから息子までこんな目に。」
ユン母も悪い人じゃないんだよね。たまに度が過ぎるけどさ(笑)。
「飯をくれますか?作ってください。お願いです。」
ラーメンを作ってくれるユン母。
「まったく可愛げがないんだから。」
そりゃ胸がいっぱいで食べられないよ(泣)。泣きそうになりながらラーメン食べてるムヒョクの姿に泣けちゃうよ。
「母さん、次の世でも必ずあなたの子に生まれます。そのときこそは母さん自慢の孝行息子になりますから。愛してます。」「愛してます。母さん。愛してます。恋しく思わない日など一日たりともなかった。母さん、生んでくれてありがとう。」お辞儀を捧げるムヒョク。
とうとうお母さんに名乗ることもしなかったのね。最後は許してあげられてよかったよ。やっぱりお母さんを愛してたんだ。そりゃそうだよね、自分を捨てはしたけど(これも自分から捨てたわけではないし)ユンを育てたってことはずっと自分の存在を覚えてくれてたってことだもの。
ムヒョクの食べた食器を洗いながら涙するユン母。やっぱり親子って通じるものがあったんだよ。
ムヒョクはおじいさんに通帳を託し、本の出版をやめさせようとするけど本は出すってさ(笑)。
ムヒョクは家を出る。でもドイツに行くわけではないのね。
「ボケ子、ごめん。愛してる。」
バイクを走らせるムヒョク。あれ、このときはちょっとドレッド風じゃない?
人が死ぬ時って走馬灯のように思い出すっていうけどそうなんだろうね?でも最後はムヒョクを愛してくれるお母さんの夢を見た感じなのかな。
バイクで走りながら鼻血がツツーッと。つかドバーッと。鼻血まみれで目はうつろでそんな人がバイクで走ってて大丈夫か?大丈夫なわけないか。大丈夫なわけないよな…。
1年後−−
ユンはムヒョクの心臓をもらって助かったらしい。おじいさんは出版をやめた。
おじいさんの妹がオ・ドゥリに亭主を取られたのか、なるほどね。おじいさんは何の恨みでこんなことしてるのかずっと謎だったのよね〜。
ユンの復活コンサート。
ソギョンもガルチも招待されてウンチェのお姉さんや妹も来てるのに、ウンチェの姿はない。
ウンチェが行った場所はオーストラリア。
ムヒョクがいないってわかってるのにムヒョクとの思い出の場所を歩き回るウンチェ。
そしてやってきたのはムヒョクのお墓。
お花を供えて、そしてお墓の横に横たわるウンチェ。
「この世でも痛いほど孤独だった彼を放ってはおけませんでした。生涯最初で最後のワガママを通すつもりです。許してください。ソン・ウンチェ」エンディングの子供時代のムヒョクの映像がこれでもかってくらい泣かせるわ。
ムヒョクはずっと孤独だった。でもウンチェに愛され、最後はジヨンも戻ってきてくれたしお姉さんや甥の存在、そして弟もいた。でも一番愛してほしかった母親の愛だけは得られなかったのよね。ううっ(涙)。
ウンチェが一緒に来てくれたことでムヒョクは少し寂しさを紛らわすことができたかな?やっぱりあの世でしか一緒になれない二人。ウンチェの選択は正しかったのかな?それは謎だけど、ウンチェ父にとってはこれが罰なんだろうね〜。まさかこんな罰を受けなくてはいけないなんて。これこそ因果応報なんじゃないの?
最後は衝撃的でした。まさかウンチェが自殺するとは思わなかった。だってウンチェはムヒョクに姉貴とガルチを頼むって言われてたじゃん。なのになんで…。でも「最初で最後のわがまま」を通さなければならないほどウンチェにとってムヒョクの存在は大きかったんだよね。
結局オ・ドゥリは最後まで知らなかったんだよね?コンサートのシーンでソギョンやガルチと楽しそうにしてるけど、これもまだ知らされてないんだよね?でもじいさんが暴露本を出そうとして出版社に持って行ってたんだからどこかでそういう話が洩れてきそうだけど。でももしオ・ドゥリが真実を知ったら生きていけないだろうしなぁ…。お母さんを生かすためにムヒョクは自分が罰を受けたのかな。とにかく泣かされるドラマでしたわ。ジソプの演技がよかったのと「雪の華」がせつなさを倍増させてくれました。